【完全版】松本ホテル花月｜本館と旧館の3つの違い｜雰囲気・利用客層・料金を解説！

明治20年に、長野県松本エリアにオープンした松本ホテル花月には、以下の部屋タイプがあります。

松本ホテル花月の旧館は工事期間に入っており、宿泊できない時期があります。
旧館に宿泊希望の際は、事前に宿泊可能時期を確認した上でご予約ください。

期間	内容	注意事項
第1期工事2025.11.4(火)～2026.1月下旬（予定）	外壁の補修及び塗装工事	塗装外側に足場を組むため、景色は楽しめません。また工事音がすることがあります。
第2期工事1.5（月）～2月末日（予定）	旧館ユニットバス更新工事	・期間中、旧館は宿泊不可 ・展望テラス利用不可 ・喫茶室「八十六温館」全日休業 ・男性大浴場は通常通り利用可

松本ホテル花月の部屋タイプ「本館」と「旧館」の違いは以下の3つでした。

松本ホテル花月|本館と旧館の違いは3つ

松本ホテル花月の本館と旧館の違いを比較してみました。

項目	本館	旧館
宿泊可能 人数	1〜8名	1〜3名
エキストラベッド	スーペリアツインのみ
畳スペース＆布団
部屋風呂
料金	7,480〜43,780円	7,040〜54,780円

違い①雰囲気

松本ホテル花月の本館と旧館の1つ目の違いは雰囲気です。

本館は、旧館よりやや建物が新しく、全体的によりモダンな雰囲気があります。

旧館は、地元の老舗家具で統一されたレトロな雰囲気です。

客室タイプ	雰囲気
本館	高い天井とオフホワイトで統一された広く感じられる造り
旧館	松本民芸家具が配置され、天井の梁、漆喰の壁、レトロな調度品に歴史を感じられる造り

違い②利用客層

本館と旧館の2つ目の違いは、利用客層です。

本館は、広めの和室があるので、大人数の家族やグループに向いています。

旧館は、ビューバス付きの部屋や眺望の良い屋上があるため、写真が好きな人やカップルや夫婦にもオススメですよ。

客室タイプ	利用客層
本館	カップル・夫婦・友人同士・より大人数の家族やグループ
旧館	カップル・夫婦・友人同士・少人数家族

旧館の部屋は、本館に比べ広い部屋が少ないです。

もし大人数のグループで宿泊する予定があるなら、本館を選ぶのがオススメですよ。

旧館には、部屋の入口まで階段を上がる部屋があるため、宿泊の際はよくお確かめください。

違い③料金

本館と旧館の料金は以下の通りです。

客室タイプ	合計金額
本館	7,480〜43,780円
旧館	7,040〜54,780円

金額は時期によって変動するため、あくまで参考としてください。

プランは宿泊時期や曜日でも差がありますが、

などでも金額が変わります。

ただし注意したいのが、格安プラン。

部屋のプラン内容に注意しましょう。

予約の際には、必ず自分の希望する条件に合っているか確認しておきましょう。

松本ホテル花月の魅力は？

明治20年に創業した松本ホテル花月。

①民藝と松本民芸家具

館内いたる所に民藝の精神を感じさせる、かなり特別感のある宿です。

「民藝」とは
大正末期から昭和初期にかけて、工業化による大量生産が進む中で、失われつつある日本の手仕事文化を再評価しようという思想・運動がありました。観賞用ではない、各地の日常使いの器、実用的な家具などの中に素朴な美しさ（民藝ー「民衆的工芸」の略）を見出し、生活に取り戻すことを目的としています。

松本民芸家具は、長野県で設立された民芸家具の老舗ブランド。

伝統的な和家具の技術で日本人のための洋家具を作り続けています。

主材料はミズメザクラの木。

固く、狂いにくいため長年の使用に耐え、使い込むほどに味わい深い趣を増します。

②喫茶室「八十六温館（やとろおんかん）」

また、松本民芸家具で整えられた喫茶室も松本ホテル花月の魅力の一つでしょう。

店名の由来にもなった「86度」のお湯で、ネルドリップで入れた香り高いコーヒーが楽しめます。

松本民芸家具の創始者、池田三四郎氏監修のもと作られた店内は、創業当時のままの配置です。

場所	旧館1階
利用可能時間	モーニング7：00～10：00 ランチ 11：00～14：00 ティータイム14：00～17：00 （ラストオーダー16：30)

③ショップtsumugu

そして地元松本の銘品が揃うショップもホテルの旧館にあります。

松本の民芸品や銘菓を扱っているtsumugu。

キーホルダーや手作り座布団の他館内着も取り扱っています。

場所	旧館1階
利用可能時間	9：00～18：00

④レストラン「I;caza（イカザ）」

また、ホテルのレストランでは地元の食材をふんだんに盛り込んだ旬のメニューを味わえます。

フレンチの要素と松本の豊かな食材を活かした独創的な料理の数々を民藝の器がさらに引き立てます。

夕食は、フレンチと和食を融合した会席やワンプレートなど数種類のコースを用意。

長野県産ワインや日本酒もあります。

朝食は和食のおばんざいビュッフェで、サラダビュッフェも充実。

信州産果物100%ジュースが数種類用意されています。

場所	本館1階
利用可能時間	朝食　7：00～9：30 （最終入店9：00） 昼食　11：30～14：00 （ラストオーダー13：30） 夕食　18：00～21：00 （最終入店20：00、ラストオーダー20：30）

⑤大浴場「深志の湯」

そして旅の疲れを癒す大浴場も松本ホテル花月の魅力でしょう。

アルプスの雪解け水が地下水となり、深志の水と呼ばれています。

大浴場は、平成の名水100選に選ばれたこの水を使用していて、お湯は少し熱めです。

場所	男性：旧館地下1階 女性：本館1階
利用可能時間	15：00～翌10：00

⑥松本城と城下町

また松本ホテル花月は、松本城などの観光に最適な場所にあります。

松本ホテル花月周辺には、国宝・松本城はじめ縄手通りや中町通りなど城下町の風情を残す町並みが広がっています。

中町通りには、漆喰で造られた「ナマコ壁の土蔵」が今も残されています。

また、あがたの森公園の旧制松本高校記念館内には、松本ホテル花月直営の喫茶室「あがたの森ティールーム」があります。

こちらも松本民芸家具を使用していて、花月ブレンドコーヒーが飲めるので、散策の途中で立ち寄るのもいいですね。

そんな松本ホテル花月には、15の客室タイプがあります。

館タイプ	客室タイプ	特徴
本館	シングル	広さ：18㎡ ※客室数：セミダブルと合わせて16室 定員：1名
	セミダブル	広さ：18㎡ ※客室数：シングルと合わせて16室 定員：1～2名
	スタンダードツイン	広さ：24㎡ 客室数：39室 定員：1～2名
	スーペリアツイン	広さ：36㎡ 客室数：3室 定員：1〜3名
	和室10畳	広さ：10畳 客室数：２室 定員：1〜4名
	和室12.5畳	広さ：12.5畳 客室数：2室 定員：1〜6名
	和室14.5畳	広さ：14.5畳 客室数：4室 定員：1〜8名
旧館	シングル	広さ：15㎡ 客室数：3室 定員：1名
	ダブル	広さ：20㎡ 客室数：2室 定員：1〜2名
	ツイン	広さ：22㎡ 客室数：6室 定員：1〜2名
	コンフォートツイン	広さ：23㎡+バルコニー10㎡ 客室数：1室 定員：1〜2名
	デラックスツイン	広さ：34㎡ 客室数：2室 定員：1〜2名
	和室8畳	広さ：8畳 客室数：3室 定員：1〜3名
	和室10畳	広さ：10畳 客室数：2室 定員：1〜3名
	スイートルーム	広さ：50㎡ 客室数：2室 定員：1〜2名

本館と旧館｜それぞれオススメなのはどんな人？

本館がオススメな人

旧館がオススメな人

松本ホテル花月本館と旧館の口コミを見てみる

松本ホテル花月|本館と旧館の違いまとめ

最後に、松本ホテル花月の本館と旧館の違いを、改めて確認してみましょう。

項目	本館	旧館
宿泊可能 人数	1〜8名	1〜3名
エキストラベッド	スーペリアツインのみ
畳スペース＆布団
部屋風呂
料金	7,480〜43,780円	7,040〜54,780円
オススメの人	・小さい子供連れ、大人数家族やグループ旅行で広い和室を希望する人 ・ロビー、レストランに近いなど利便性重視の人 ・設備の新しさを重視する人	・カップル、夫婦、少人数家族での旅行で喫茶室やショップが目的の人 ・眺望、写真撮影目的の人 ・日本の洋風建築や家具に囲まれ、歴史を感じながら過ごしたい人

料金は変動していますので、予約時には必ず最新料金を確認してください。